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桑田メジャー残留に向け前進中

縄跳びトレーニングをするパイレーツ桑田(撮影・千葉修宏)
縄跳びトレーニングをするパイレーツ桑田(撮影・千葉修宏)

 【ブラデントン(米フロリダ州)18日(日本時間19日)=千葉修宏】パイレーツ桑田真澄投手(39)がメジャー残留に向け、着々と前進中だ。今キャンプ2度目のブルペン投球。練習後、アンドリュース投手コーチは「ニコ(桑田の愛称)を瓶詰めにして、彼の情熱と意欲を選手全員に分け与えることができたら、僕は職を失っちゃうね」と桑田の野球への取り組み方を絶賛した。「桑田をメジャーに残したい」というニュアンスが漂った。

 桑田にとっても満足のいく投球だった。直球、カーブに加え「カーブとのコンビネーションが一番効くんです。意識的に練習しています」というシュートを重点的に45球の投げ込み。「9割くらい思ったところにいきました」。昨年、手術した右足首の具合も良好。「スパイクを履いて? 大丈夫でしたね。違和感なくて。90%近くに上がってきました。(暖かい)気候が一番大きい」という。

 実はアンドリュース投手コーチは、この日の桑田の投球練習をほとんど見ていない。というのも「彼は調整法を熟知しているから、ほとんど見ていない。信頼しているんだ」。自己流調整を全面的に容認し、桑田の野球理論を信頼しきっているからだった。

 次回投球は予定通りなら中2日。21日に打者相手にフリー打撃に登板する。その後、再び中2日で2度目のフリー打撃。それでも桑田は「みんなそうやって入っていくんですけど、僕の場合は明日、あさっての状態で相談していきたい」と言う。あくまで自分流の調整が最優先。それがパ軍首脳陣が最も桑田を気に入っている部分でもある。

[2008年2月20日9時54分 紙面から]

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