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イチローがコーチに二盗初期動作を伝授

 【ピオリア(米アリゾナ州)27日(日本時間28日)=木崎英夫通信員】マリナーズ・イチロー外野手(34)が、コーチ陣に走塁技術を伝授した。「1番センター」で出場する翌日のオープン戦初戦を控え、キャンプ最多の83スイングした後だった。当初はリグルマン・ベンチコーチとアマラル走塁巡回コーチから走塁の指導を受ける予定だったが、イチローが逆にコーチを指導。自らの理論を展開し、本来の聞く立場から一転、二盗の際の初期動作を熱っぽく伝授した。

 イチローは「コーチが知っていれば、それを(選手に)伝えられるからね。体の使い方とか考え方とかね」と説明した。具体的な内容は明かさなかったが、右足に無駄なく体重を移動する独特の足の運びをアマラル・コーチがまねるなど、かなり突っ込んだ技術論だったことは想像できる。新任のリグルマン・ベンチコーチは「1点だけを見るのではなく投手の体全体を見てどっち(本塁か一塁か)に投げるかを感じ取ることを話していた」と、「逆コーチング」に感銘を受けた様子だった。

 イチローは昨季は37盗塁で、メジャー史上3人目となるデビューから7年連続の30盗塁を継続中。今季、「走る野球」を掲げるマ軍にとって、卓越した理論を持つイチローの存在価値はさらに大きさを増してくる。

[2008年2月29日9時27分 紙面から]

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