日本ハム稲葉篤紀内野手(42)が現役最終戦から一夜明け、笑顔で本拠地・札幌ドームを後にした。

 CS敗退が決まり、21日に福岡から札幌へ移動。札幌ドームで荷物などの整理を行い、現役生活最後の仕事を終えた。CSでは代打で6打数3安打2打点。ベテランの一打で逆境からチームを救ってきた。「疲れました」と笑顔で息を吐き「これからは野球への恩返しを全力でやっていきたい」と新たな目標へ心を燃やしていた。