オリックスの鴨志田貴司投手(27)の茨城県大子町にある実家が地震の被害を受けた。両親から連絡があり「無事だったんですが、瓦が落ちて天井の一部が崩れて家の中はグチャグチャ。車の中で夜を明かしたそうです」と心配そうだった。福島県西郷村の鈴木郁洋捕手(35)の実家も部屋の中が激しく散乱。また10日に母校の東京・修徳の卒業式に出席したドラフト2位三ツ俣大樹内野手(18)は11日に神戸に戻るはずが、交通機関が乱れ、東京で足止めを食らった。

 神戸に本拠地を置いていた95年には阪神・淡路大震災を経験。当時オリックスで現役だった岡田彰布監督(53)は「あの時はがれきの道を通って(球場に)来た。あの感覚とは違う。大津波警報なんて初めて聞いた。大はつかんぞ、津波に」と、濁流が街を飲み込む様子に顔をゆがめた。村山球団本部長は被災を経験した球団として「唯一そういう経験があるので、ご一緒に勇気づけたい」と話し、何らかの支援活動に動く予定だ。

 なお12、13日の京セラドーム大阪でのオープン戦2試合は中止となり、13日は急きょ紅白戦を組み、朴賛浩と寺原が先発調整する。また14日の必勝祈願は延期となった。同日からの関東遠征は現時点で予定通りに向かう。