ヤクルトが社会人野球・大阪ガスの投手コーチでOBの成本年秀氏(46)を来季の2軍投手コーチとして招聘(しょうへい)することが15日、分かった。交渉がまとまり次第、正式に発表となる。ヤクルトは来季から2軍投手コーチを3人にする方針で、留任する山部、石井の両コーチは左腕。指導力のある右腕のコーチを増員したいという意向に合致した。成本氏はロッテ、阪神、ヤクルト、台湾・統一で活躍。引退後の06年から2年間はヤクルト、その後5年間はロッテで投手コーチを務めていた。

 また、OBの水谷新太郎氏(60)を2軍内野守備走塁コーチに招聘し、現在スカウトの斉藤宜之氏(38)が2軍打撃コーチとなる見込み。伊東昭光2軍監督(51)伊勢孝夫2軍打撃コーチ(69)土橋勝征2軍外野守備走塁コーチ(45)は留任。これにより、池山隆寛2軍打撃コーチ(48)は、打撃だけでなく守備や走塁なども指導する2軍野手総合コーチとなる模様だ。