トイレだけじゃないぞ、ロッカー室も変身だ!

 オリックスが京セラドーム大阪の一塁側ロッカーが総工費約3000万円をかけ、メジャー仕様に改装中であることが13日、分かった。チームの輪をより強めるのが狙いで、中央にソファを置いて共有スペースとし、周囲四方を選手ロッカーが囲む配置。年明けから工事を進めており、同球場でのオープン戦初戦となる3月4日の中日戦に間に合わせる予定だ。

 改装を取り仕切る湊通夫事業本部長は「一体感を生むのが狙いです」と説明。グラウンドに出ていく直前に、選手各自がチームメートの顔を見られるようにする。鉄製だった個人ロッカーは木製に変わり、家庭的な雰囲気を演出する。ファンに対しては、トイレなどを改修してサービス向上に努めている。本拠地の内外に手を入れて、19年ぶりの優勝と球団史上初の観客動員200万人を目指す。