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楽天長谷部が「トレンディーエース」継承

大学の先輩、西崎氏(左)と対面した楽天長谷部(撮影・金子航)
大学の先輩、西崎氏(左)と対面した楽天長谷部(撮影・金子航)

 楽天の大学・社会人ドラフト1巡目ルーキー長谷部康平投手(22=愛知工大)が17日、大学の先輩・西崎幸広氏(43=野球評論家)と初対面し「トレンディーエース」の継承を宣言した。Kスタ宮城での新人合同自主トレを訪れた西崎氏にあいさつすると、報道陣に「僕もトレンディーエースになります」。日本ハムで活躍し、甘いマスクで人気となった元祖「トレンディーエース」に続くと言い切った。

 同大では西崎氏以来のプロ投手となる長谷部は「目標は新人王です」と誓うと、先輩から「オレは15勝で新人王をとれなかったから16勝だ」と激励を受けた。54球のブルペン投球も視察した西崎氏は「エールはいらない。あいつはやるよ。オレと同じニオイを持っている」と後継者に不足はない様子だった。

 トレンディーを名乗るだけに、ファッションにも一家言持っている。「ブランドが、トレンドというわけではない」と必要以上に高価な買い物はしないと話す。この日は「サーフ系のジャケットです。今年、波に乗りたいから」と生き方を反映させた服をチョイスしたと胸を張る。言葉通り、マウンドでも波に乗り、球界の話題の先端を走るつもりだ。【金子航】

[2008年1月18日8時59分 紙面から]

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