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巨人滝鼻オーナーが原監督の前で猛ゲキ

 巨人滝鼻卓雄オーナー(68)が17日、東京都内のホテルで開かれたスタッフ会議に出席し、「たるんだプレーをした選手は東京ドームから去れ!」と猛ゲキを飛ばした。約30分間、報道陣に公開しながら、今季の日本一奪回へオーナー自ら決意を示した。東京ドームの設備面など強力サポートを約束すると同時に、チームの規律を保って戦い抜く姿勢を示した。

 ホテルの会議室にピリリとした空気が流れた。張りつめた緊張感の中で、滝鼻オーナーの言葉に熱がこもる。

 滝鼻オーナー「厳しい言い方をすれば、少しでもたるんだプレーをした選手は東京ドームから去れ! 大型補強で自分のポジションがないと腐っている選手がいれば必要ないっ、というくらいの気持ちで臨んでほしい」。

 レギュラーといえどもその立場に甘んじてほしくない。若手選手はレギュラーを常に脅かす存在であるように求めた。そういう気持ちを込めながらゲキを送った。

 厳しいことを言うだけではなく、最大限のサポートもする。オープン戦までに東京ドームの施設をヤンキースをモデルに改修することを発表。ヤンキースタジアムを見学した際の映像を示しながら、室内に打撃ケージ2レーンを新設することを約束した。

 滝鼻オーナー「今まではブルペンを1レーン借りて打撃練習をしていたが、これでビジターにグラウンドを明け渡した後も練習できる。(試合開始の午後)6時に最高のコンディションをつくれる。松井も外での練習の後、ここで打ち込むと言っていた。有効に利用してもらいたい」。

 そのほかにも疲労回復効果のある浴槽の設置なども進める。これまでは製氷機すらなく、トレーナーも苦労したが、今季は最新の設備が整えられる。

 開幕からの9戦をすべて地上波のテレビで放送してもらうこともほぼ決定。シーズン通しての地上波放映数も増やしていく努力を続けるという。

 滝鼻オーナー「名前を呼ばれたら、ファンの顔を見よ! 手を振れ! そこでつながった糸が巨人ファンの層を厚くする。そして熱くする」。

 ファンに強い巨人を見てもらいたいということだけでなく、野球人気復活へかける思いを強く感じさせる熱弁。日本一奪回を目指すスタッフに、まずはオーナー自ら決意を示した。【竹内智信】

[2008年1月18日9時1分 紙面から]

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