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佐藤由ブルペン30球、女房小山田「速い」

ブルペンに入り、熱のこもった投球をみせるヤクルト佐藤由(撮影・栗山尚久)
ブルペンに入り、熱のこもった投球をみせるヤクルト佐藤由(撮影・栗山尚久)

 速い、重い、そして怖い!ヤクルト高校生ドラフト1巡目の佐藤由規投手(18=仙台育英)が17日、新人合同自主トレで2度目のブルペン入り。前回は封印していた変化球も交え30球を投げた。立ち投げながら直球の威力、変化球の切れともに抜群で、球を受けた育成枠ルーキー小山田から驚嘆の声が上がった。

 この日は冷え込みが厳しく、かじかむ指先に息を吹きかけながらの投球だった。だが、佐藤由はそんな悪コンディションにもめげず「直球ばかりだと力が入りすぎるから。今日は7割ぐらいの力で投げました」と、スライダー(4球)やカーブ(3球)も交ぜながら投げ続けた。練習後はサインを求め行列をつくったファンのため約20分間、笑顔でペンを走らせた。

 普段と変わらない表情の佐藤由とは対照的だったのが、球を受けた小山田だった。興奮気味に、赤くはれ上がった左の手のひらをさすりながら「速かった。140キロは出ていたと思います。しかも速いだけじゃなくて重い。それから、あんなスライダーは見たことないです。捕るのが怖いぐらいでした。ゾクゾクしましたね。捕手を座らせたらどんな球を投げるのか…。受けてみたいです」と、声を上ずらせた。

 佐藤由は休日明けの19日に3度目のブルペン入りを予定しており、そこで本格的な投球を開始する可能性がある。「次回は捕手を座らせる? 状態をみながらですね」。立ち投げで女房役をとりこにするほどの右腕が本気を出したらどうなるのか。ベールを脱ぐ日は近い。【広瀬雷太】

[2008年1月18日9時2分 紙面から]

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