亀田特集
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◆内藤大助（ないとう・だいすけ）
１９７４年（昭４９）８月３０日、北海道豊浦町生まれ。豊浦高卒業後に上京し、１９歳でボクシングを始める。９６年１０月プロデビュー。１分けをはさむ９連勝で９８年全日本フライ級新人王。０１年７月には坂田健史（協栄）の日本フライ級王座に挑戦も引き分け。
０２年４月にはＷＢＣ世界フライ級王者ポンサクレック（タイ）に挑んだが日本人世界戦最短の１回３４秒ＫＯ負け。０４年６月に中野博（畑中）を下して日本王座を獲得した。０５年１０月にポンサクレックに再挑戦も７回負傷判定負けしたが、翌０６年６月には小松則幸（エディタウンゼント）を破って東洋太平洋＆日本の２冠を獲得した。０７年７月、３度目の挑戦でポンサクレックを倒して世界王座を獲得。通算成績は３２勝（２１ＫＯ）２敗２分け。１６３センチのトリッキーな右ファイター。家族は真弓夫人（３４）と長男亮くん（１）。
プロ全戦績 【３１勝（２０ＫＯ）２敗２分け】
| 年月日 | 結果 | 相手 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1996年10月11日 | ○１回ＫＯ | 西野龍三 | |
| 1997年04月30日 | ○２回ＫＯ | 押金励 | |
| 1997年06月17日 | ○１回ＫＯ | 関裕介 | |
| 1997年08月01日 | △４回判定 | 榎本信行 | |
| 1998年04月23日 | ○１回ＫＯ | 安斉治明 | |
| 1998年06月30日 | ○１回ＴＫＯ | 佐藤崇 | |
| 1998年08月７日 | ○１回ＫＯ | 伊藤克憲 | |
| 1998年09月28日 | ○４回判定 | 久保田隆治 | |
| 1998年11月08日 | ○６回判定 | 佐藤宏章 | |
| 1998年12月19日 | ○１回ＫＯ | 福山登 | |
| 1999年04月05日 | ○２回ＴＫＯ | オルハリーサ | |
| 1999年06月14日 | ○７回ＴＫＯ | マンチャ | |
| 1999年09月13日 | ○１回ＫＯ | 李明星 | |
| 1999年12月15日 | ○８回判定 | 田中潤 | |
| 2000年07月06日 | ○６回判定 | 伊波秀吉 | |
| 2000年09月19日 | ○３回ＫＯ | ヨドペット | |
| 2000年10月28日 | ○３回ＴＫＯ | サックモンコン | |
| 2000年12月05日 | ○10回判定 | 池田政光 | |
| 2001年02月13日 | ○５回ＴＫＯ | 殿台カローラ | |
| 2001年07月16日 | △10回判定 | 坂田健史 | 日本フライ級王座獲得失敗 |
| 2001年10月08日 | ○５回ＴＫＯ | ウィン | |
| 2002年04月19日 | ●１回ＫＯ | ポンサクレック | ＷＢＣ世界フライ級王座獲得失敗 |
| 2002年09月19日 | ○７回ＴＫＯ | ダオチャイ | |
| 2002年12月11日 | ○10回判定 | 菊井徹平 | |
| 2003年02月26日 | ○２回ＴＫＯ | マノップ | |
| 2003年09月02日 | ○５回ＫＯ | ソントーン | |
| 2004年02月25日 | ○２回ＴＫＯ | 瓜生崇大 | |
| 2004年06月06日 | ○６回負傷判定 | 中野博 | 日本フライ級王座獲得 |
| 2004年10月11日 | ○１回ＫＯ | 小嶋武幸 | 日本フライ級王座初防衛 |
| 2005年04月11日 | ○10回判定 | 榎本信行 | 日本フライ級王座２度目の防衛 |
| 2005年10月10日 | ●７回負傷判定 | ポンサクレック | ＷＢＣ世界フライ級王座獲得失敗 |
| 2006年02月13日 | ○10回判定 | 中広大悟 | 日本フライ級王座３度目の防衛 |
| 2006年06月27日 | ○６回ＴＫＯ | 小松則幸 | 東洋太平洋フライ級王座獲得、日本王座４度目の防衛 |
| 2006年12月10日 | ○12回判定 | 吉山博司 | 東洋太平洋フライ級王座初防衛 |
| 2007年07月18日 | ○12回判定 | ポンサクレック | ＷＢＣ世界フライ級王座獲得 |
| 2007年10月11日 | ○12回判定 | 亀田大毅 | ＷＢＣ世界フライ級王座初防衛 |
- 自分のことより、まずは親。いろいろ苦労をかけてきたから。これでようやく試合に集中できる
- ２０２００７年９月１２日 亀田大毅戦のファイトマネーが１０００万円、ポンサクレック戦の１０倍に決まって、北海道豊浦町の実家の民宿に「内藤記念館」設立を決意。
- 大毅に勝つためにも、似たタイプの選手を集めてたくさんスパーリングができればいい
- ２００７年９月２日 ２０横綱白鵬の昇進パーティーに出席し、スパーリングパートナー募集を表明。
- １８歳の時、オレは童貞だったもんな。大人と子供の戦い。負けられねえなあ。ファイトマネー？ 今まで耐えてきたし、家族もいるからね
- ２００７年８月２４日 ２０長野・車山高原で合宿を開始。３０日の３３歳の誕生日を前に、１８歳の亀田大毅との年齢差にひと言。
- カラオケ教室に行く！ 大毅戦まではボクシングに集中するけど、それが終わったらカラオケの練習をする！
- ２００７年８月２２日 ２０テリー伊藤のラジオ番組の収録でケツメイシの「さくら」を歌い、テリーに「カラオケの腕前は挑戦者」とダメ出しされヤケ気味に。
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－大毅の印象は
度胸がある。大観衆の中でカラオケを歌うことは僕にはできないから。
－ファイトスタイルの印象
何かいつもニヤニヤしてますね。
－大毅の怖さは
自分を強くて格好いいと信じ込んでいること。まだ、ボクシングの怖さも知らないからね。まあ勘違いを思い知らせますよ。
－大毅が「オレと試合ができるように準備だけしっかりしとけと言っているが
相変わらずアホですね。それ、チャンピオンの発言でしょ。やはり勘違いが一番怖い。
－亀田家との因縁は
今回も親が止めるかと思ったら、親子そろって『ゴキブリ』呼ばわりでしょ。亀田家には負けられないし、負けたくない。でも『怪物ＶＳゴキブリ』でいいよ。ゴキブリのオレに負けたらゴキブリ以下だからね。
－大毅に望むことは
誰か（ＷＢＡ王者坂田）に言っていたように『負けたら切腹』と言ってもらいたい。勝つ自信があるならそう言ってほしい。
－会見でかんだ大毅の人形は
家の玄関に飾って魔よけにします。
- ２００７年８月２１日 ２０世界戦正式決定後初の会見に臨み、亀田大毅がメキシコ製なのに対し日本製のグローブを使うことを明らかにしながら記者の質問に答えて（グローブはのちにメキシコ製で統一されることが決定）
- 何で『内藤』といつも呼び捨てなんだ。怖いのは大観衆の前でカラオケで歌える度胸。ボクシングでは負けないが、カラオケは弟子入りしたい
- ２００７年８月６日 ２０亀田大毅がＷＢＡ世界ランク入りし、対戦が現実味を増してきたことを受けて。
- みんなが注目する中で得意のフックを打ち込みますよ。やってやりますよ。亀田兄弟と日本人の初対決ですからね。…ポンサクレック戦では出すのを忘れちゃったから、今度は大毅用に『見えないパンチ２』を出します。もう完成して、これから磨き上げる。まあ楽しみにしてください。…何で日本人と戦わないのかと、みんな思ってますからね。ここで戦わないと亀田の人気は下がるんじゃないですか。ゴキブリはしぶといよ。地球が滅亡しても生き残るんだからね。ゴキブリが１番強いことを証明しますよ。…将来のことは考えない。今は打倒大毅のみ。自分はいつも対戦相手を最強選手と見立てる。全勝でパンチのある「怪物」と思って、練習に打ち込みますよ
- ２００７年８月１日 ２０世界王座奪取から２週間、初防衛戦の相手を亀田大毅に絞って練習再開。かつて亀田の父史郎氏にファイトスタイルを「ゴキブリ」に例えられたことに反発しながら。