14日目に38度目の優勝を決めていた横綱白鵬(32=宮城野)は、横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)を寄り切り、13度目の全勝で花を添えた。日馬富士は11勝4敗。

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、関脇高安(27=田子ノ浦)を小手投げで下し12勝3敗で終えた。高安は11勝4敗。

 大関豪栄道(31=境川)は関脇玉鷲(32=片男波)にはたき込まれ9勝6敗。

 関脇琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)は、前頭6枚目勢(30=伊勢ノ海)を押し出し7勝8敗。勢は9勝6敗。

 人気力士の前頭筆頭遠藤(26=追手風)は、前頭筆頭千代の国(26=九重)を押し出し6勝9敗。同10枚目宇良(24=木瀬)は、同13枚目大翔丸(25=追手風)をすくい投げて11勝4敗で終えた。

 十両は錦木(26=伊勢ノ海)がトップで並んだ元関脇の安美錦(38=伊勢ケ浜)をはたき込み、10勝5敗で優勝した。安美錦は戦後最年長での十両優勝を逃した。

 三段目は優勝決定戦で、若隆景(22=荒汐)が村田(22=高砂)を破った。序二段は美浜海(20=玉ノ井)が露草(22=大嶽)との7戦全勝同士の優勝決定戦を制した。

 幕下は元幕内の大岩戸(八角)が36歳0カ月での戦後最年長優勝。序ノ口は炎鵬(22=宮城野)が制した。

 元幕内で西三段目6枚目の佐田の富士(32=境川)が、現役引退と年寄「中村」の襲名を発表した。