「ダサい」観光ボランティアの制服が変わる! 小池百合子都知事が設置し、25日に都庁で初会合が開かれた「東京ブランドあり方検討会」で変更の方針が確認された。委員でファッションデザイナーのコシノヒロコ氏は「知人から『おじさん感覚で選んじゃだめ』と言われた」と話し、日本旅行業協会の田川博己会長は「孫に聞いたら『着たくない。ダサいから』と言われた」と散々だった。

 制服は都が若手デザイナーを起用して制作し、舛添要一氏が知事時代の昨年6月に披露されたが、ネット上で「ダサい」とたたかれてきた。都によると、夏冬用など4種類、計3735着が作られ、ボランティアが着用。制作費用は3000万円以上だ。

 小池氏は「最初に制服を見たときバラバラでびっくりした。マネジメントで1つにまとめ、統一感が必要」と述べた。第2回会合は12月下旬に行われる予定。