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大阪・岸和田ヘチ釣りで48センチチヌ

岸和田の仕掛け
岸和田の仕掛け

<波止FISHING>

 落とし込みで大チヌを仕留めようと26日、大阪・岸和田の沖一文字波止へ同所の「山田渡船」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)の1番船で渡った。満潮前後を中心に大きなイガイを刺したヘチ釣りで攻め40~48センチを4匹、食いが落ちてからはスライダー釣法に切り替えてスローに探り30センチを3匹キャッチ。波止際へグイグイ締め込むスリリングなやり取りを存分に楽しんだ。夏場に向けて食いが活発になり年なし級も期待できる。【日刊FPC・兼松伸行】

 午前4時半過ぎに沖一文字の3番に上がった。すぐに大型を狙ってヘチ釣りスタイルで挑戦。5センチほどの大きなイガイを刺して白灯台方向へ歩きながら、外向きのスリットの柱を1本1本、丁寧に探っていく。

 満潮前で潮位が高いので3メートルまでの浅ダナを攻めるが反応が出ず、途中でスリットのマスを狙う。穂先にテンションを掛けてエサの落下速度をコントロールしながら落とすと、2・5メートルほどのタナで穂先に重みが乗ってくる食いアタリ。

 素早く合わすと魚が反転して一気に柱へ向かって走る。強烈な引きでなかなか浮いてこず、柱に付いたイガイにラインが引っ掛かる。やり取りを止めて待つと逆方向へ魚が走りだし、そのまま強引に浮かせてタモに収めたのは45センチの良型。

 続けて大粒のイガイを刺してマスの内側を攻めるが反応がない。潮が下げ始めたので再び、外側のスリットを探っていくと、またも2メートルほどのタナでラインが止まるアタリ。穂先で重みを確認してから大合わせ。サオを立てて引きあげにかかるとグイグイ底へ突っ込む。少しラインを出してサオとラインの角度を保ちながら魚が弱るのを待ってから浮かせたのはこの日、最長寸の48センチ。その後もスリットの柱、間、マスを探り歩いて40センチ級を2匹追加。

 同11時前に食いが止まったところで、目印を使ったスライダー釣法に変更。2センチほどの小粒のイガイを刺してスリットの柱際へスローに落とすとすぐにアタリが出て30センチがヒット。同様に攻めて同型を2匹追加し、潮が下げ止まった午後1時前に納竿した。どの魚も締め込みが強く、サイズ以上の引き味を堪能した。

 【問い合わせ】山田渡船(電話)072・436・3949。渡船料金は大人2000円、小人(中学生以下)1000円。出船は午前4時半~。納竿の最終は午後9時。仕掛け、エサ常備。

 【交通】南海本線・和泉大宮駅下車、徒歩約20分。同春木、岸和田駅からタクシー利用が便利。車は阪神高速湾岸線の岸和田北ICから臨海線へ出て南へ。新港町交差点を右折して同渡船へ。

 【今後の見通し】産卵から回復した元気なチヌの強引きが楽しめる。満潮前後が狙いで良、大型の数釣りが期待できる。他にもハネが順調に釣れており、エビまき釣りで狙うと面白い。

 [2009年6月30日11時40分 紙面から]


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