【又吉克樹】メキシコで「結果への執着がなくなった」 オイシックス・トーク〈11〉

海を渡り、もう一度はい上がってきました。昨季限りでソフトバンクを戦力外となった又吉克樹投手(35)は、再起を懸けてメキシコへ渡りましたが、異国の地でも突然の戦力外。それでも野球を諦めず、今年4月にオイシックスに入団しました。NPB通算503試合登板、歴代6位の173ホールドを誇る右サイドスロー。「もちろん目標はNPB復帰」と言い切ります。結果への執着から解き放たれ、「新しい自分」を見つけた男が、もう一度夢を追いかけます。

プロ野球

★又吉投手が語った主な内容

  • メキシコで解雇を告げられたときの心境と帰国の経緯
  • メキシコで野球をして得られたもの
  • SNSで積極発信 「又吉広報」を務める理由

◆又吉克樹(またよし・かつき)1990年11月4日生まれ、沖縄県出身。西原高から環太平洋大を経て四国IL香川。13年ドラフト2位で中日入り。1年目から67試合に登板して9勝を挙げるなど、4年連続50試合以上登板。15年に侍ジャパン選出。21年に66試合で防御率1・28をマークし、同年オフにFAでソフトバンク移籍。25年オフに戦力外となり、今季はメキシカンリーグのユカタン・ライオンズでプレー。4月に退団後、オイシックス入り。179センチ、76キロ。右投げ右打ち。

日本ハム対オイシック 8回途中、一打同点の場面で空振り三振に打ち取ったオイシックス又吉克樹(撮影・千葉一成)

日本ハム対オイシック 8回途中、一打同点の場面で空振り三振に打ち取ったオイシックス又吉克樹(撮影・千葉一成)

ハム戦ピンチ登板「1点差、すごく緊張」も三振

―4月21日にオイシックスに入団し、5月12日の古巣中日戦で初勝利を挙げた。同17日の日本ハム戦では1点リードの8回2死三塁のピンチで登板し、カットボールで空振り三振に仕留め、実力を見せた

そうですね。1点差のゲームだったので、すごく緊張する場面でしたけど、使ってくれたらうれしいなと思っていました。チームに貢献できて良かったです。

メキシコでは結果を出しながらも解雇。「事情に合わなかっただけ」と冷静に振り返る

メキシコでは結果を出しながらも解雇。「事情に合わなかっただけ」と冷静に振り返る

「ジャンクフード食べたい人に健康食品…」

―昨オフにソフトバンクを戦力外となり、今年2月にメキシカン・リーグのユカタンライオンズと契約

本文残り70% (2210文字/3166文字)

1990年入社。アマチュア野球担当としてシダックス監督時代の野村克也氏、2006年夏の甲子園を制した早実・斎藤佑樹氏など取材。
プロ野球ではロッテ・バレンタイン監督解任騒動。DeNAの球界参入から中畑清初代監督フィーバーなど担当。
ストレス発散は1人カラオケ(ミスチル縛り)とゴルフ。