<いりあの釣行記>
女性アングラーのタレント永浜いりあ(28)が、苦い思い出しかないヤリイカに釣戦した。南伊豆・手石(静岡)「米(よね)丸」から出漁。前半は予想通り!?
苦戦したものの、<スローな巻き上げ>のコツをつかんだ後半からは絶好釣!
顔面にスミを飛ばされながらも22匹を釣り上げ、最大54センチの<パラソル級>までGETして「ヤリイカ釣りは楽しい~」の声も飛び出した。
最初は石廊崎沖に入ったんですが、海が西の強風でうねってる。肥田定佳船長(43)が船内スピーカーで「こりゃ、ダメだぁ」と怒鳴ってます。で、移動した白浜沖は伊豆半島の山が西風をさえぎってくれてるからか、海の表情がやわらかです。釣るぞぉ~!
使うのは、11センチのプラヅノ4本とスッテ1本の5本仕掛け。エサもないのに掛かっちゃうヤリイカくんって、何か哀愁が漂います。ただ、ヤリイカ釣りはあんまりいい思い出がないんです。釣れなかったら、悲しくなるのはいりあ…。頑張らなきゃ!
潮温は15度台、水深は180メートル。肥田船長は「(魚群探知機の)反応もいいよぉ~」とウインク。仕掛けを投入した直後にサオ先がギューンッ、と曲がりました。電動リールの巻き上げボタンを押して、しばらくすると…ありゃ、軽くなっちゃった?
ツノにはスミだけが残ってる。逃げられたぁ~。
場所を移動して、水深200メートルのポイントでもヒット!
でも、またまた、上げてくる途中で軽くなっちゃいました。今度はハリに足が1本だけ。何でぇ~?
同乗したヤリイカ釣り歴27年のベテラン内田義一さん(57=神奈川県海老名市)が「それさ、リール巻きが高速なんだよね。巻き上げ速度はゆっくりでいいの」と教えてくれました。内田さんは9本バリで、見ると、うち3本に掛かってるじゃありませんか。そうか、スローがいいのね。
気を取り直して、仕掛けを投入したら、ギューンッ!
着底して、いきなりきました。今度はスピードを低速に設定して巻く。上げると、下から2本目のツノに掛かってました。やったぁー、ボウズ(ゼロ)も覚悟していたからホッ…。すぐ仕掛け入れ直すと、今度はガツン!
サオ先の引き込まれ方がスゴい。何と5本中4本にイカがぶら下がってたんです。ところが、手繰っている最中にブシューッ!
顔面にスミ攻撃を受け、左目尻に黒い涙のような筋とほくろみたいな黒点をつけられちゃったんです。女優は顔が命なのにぃ~(笑い)。
この後、54センチのパラソル級(50センチ以上)もきた。見た目は閉じたビニール傘みたい。でも、大きさに感動です。この<スローな巻き上げ>作戦が功を奏して22匹釣ることができました。内田さんは45匹で「サイズも大きいのもあるし、これからも期待できるよ」ですって。今回はイカ(よか)ったぁ~(笑い)。【構成・寺沢卓】
▽船
日刊スポーツ新聞社指定「米丸」(電話)0558・65・1060。ヤリイカの乗合は要電話予約で午前6時集合。氷付き1万3000円。ほかにマダイ船もあり。HP<http://www5.ocn.ne.jp/~yonemaru/>
▽交通
車利用が便利。東名自動車道・沼津インターから天城峠を経由、もしくは東名・厚木インターから小田原厚木道路で真鶴道路と熱海海岸道路を経由して下田に入って、国道136号を下賀茂方面へ進み、弓ケ浜温泉口を右折し、南伊豆漁協裏側に入ると、「米丸」の船着き場がある。

