メダルへ王手!! 初のメダルを狙う日本代表が4強を決め、悲願のメダル獲得へあと1勝となった。

 準々決勝で中国を相手に序盤から優位に攻撃を続けた。しかし、5-2で迎えた最終の第6エンドに3点を追加され同点に。延長戦に入り、嫌な流れを3大会連続出場のエース広瀬隆喜(32=アルムの森ペーターの丘)が、“神の左手”で決めた。目標球の近くにあった相手の球をはじき、自身の球をピタリと寄せた。「最高に気持ちよかった。真っすぐ投げることだけを意識して、『俺が決めてやる!!』という思いで投じました」。

 ボッチャは、目標球に球をいかに近づけるかを競う。3人ずつで戦う団体戦は、それぞれの戦略や連携が勝敗を左右する。

 準決勝ではポルトガルと対戦し、勝利すれば初のメダル獲得が決まる。