パラリンピック3連覇を狙った国枝慎吾(32=ユニクロ)が準々決勝でヨアキム・ジェラール(ベルギー)に3-6、3-6のストレート負けした。

 これまでケガに悩み、今年1月の全豪オープンでは初戦敗退。11年ぶりの初戦敗退で世界ランク1位から滑り落ちた。4月には右肘の内視鏡クリーニング手術に踏み切った。

 現地での公開練習後には、術後の状態が心配されたが「肘は100%完治しているわけではないけど、十分戦える。あとは自分がどれだけ出来るかです」と話していた。