羽生と沙羅と、あの感動の瞬間をもう1度-。平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のメダリストに6月8日に東京国際フォーラムで開催される日本オリンピック委員会(JOC)主催の「オリンピックコンサート」に、出演を依頼することが18日、分かった。

 このイベントは毎年6月に開催。オーケストラの生演奏を聴きながら、大スクリーンに映る数々の五輪名シーンを振り返る。リオデジャネイロ五輪後の16年10月の開催時には3連覇を達成したレスリング女子の伊調馨ら計33人が参加。観客と感動を再び分かち合った。

 夏季とは違い、メダリストの数が少ない冬季は大規模なパレードの実現は難しく、平昌五輪後も現段階で予定はない。フィギュアスケート男子の羽生、スピードスケート女子の小平、ジャンプ女子の高梨らメダリストが出席すれば、国民に報告する数少ない機会となりそうだ。