スピードスケート女子団体追い抜きで高木美帆(23=日体大助手)が金メダルを獲得し、冬季と夏季通じて女子選手では史上初となる金銀銅の「3色メダル」を獲得した。

 高木美帆は1500メートルで銀、1000メートルで銅メダルを獲得していた。

 過去、1大会で金銀銅全メダルを獲得した日本選手は夏季五輪では8人が達成している。そのうち7人が体操で、残る1人は16年リオ五輪競泳の萩野公介。体操の小野喬は56年メルボルン、60年ローマ、中山彰規は68年メキシコシティー、72年ミュンヘンの2度も成し遂げた。8人はすべて男子で、冬季と夏季を通じて、1大会で金銀銅すべてのメダルを獲得した女子選手はこれまでいなかった。