G大阪の新人FW呉屋大翔(22=関学大)が、リベンジを誓った。

 19日は大阪・吹田市内で練習。PK戦で敗れた浦和とのルヴァン杯決勝(15日、埼玉)では、4人目のキッカーを務めたが両チームで唯一決められなかった。試合後は、チームメートから早速イジられたと言い「『もうこれからはPK蹴るの11番目な!』って言われてしまった」とタジタジだった。

 タイトル獲得は逃したが、シーズンはまだ続く。呉屋は「次どうするかが大事」と言い切った。22日のアウェー横浜戦では、攻撃の中心FWアデミウソンが出場停止。呉屋にとってチャンスは広がる。「やるしかないと思っている。悔しい気持ちを持ちながら試合に臨まないといけない。その気持ちがゴールにつながれば。もう自分に次はない。逃げ道もない」。

 この日は、公開練習で練習後はファンサービスが行われた。サポーターから直接激励を受け「少しずつ(ガンバに)返していかないといけない」と気が引き締まった。闘志を力に変えて、新人FWが横浜戦でJ1初ゴールを目指す。