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俊輔希望通りのバルサと対戦へ

 【グラスゴー(英国)21日=アンソニー・マッカスカー通信員】セルティックMF中村俊輔(29)が、2年連続で夢を実現する。欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント(T)1回戦の組み合わせ抽選会が、スイス・ニヨンの欧州連盟本部で行われ、セルティックは2月20日にホームでバルセロナと激突することになった。以前から中村俊は「バルサと対戦したい」と公言しており、昨季のACミラン(イタリア)に続き、希望通りの対戦相手に挑む権利を手にした。

 中村俊が率いるセルティックと、05―06年大会王者のスター軍団バルセロナと夢の対戦が実現する。中村俊は決勝T進出を決めた翌日の5日、「まだ戦ったことのない相手がいい。バルセロナとか」と発言。1週間後の12日にも「(バルセロナのホーム)カンプノウに行きたいからね」と繰り返した。その思いが通じたかのような抽選結果を知って「言ってみるもんだね」と笑った。昨季も抽選会を前にACミラン戦を熱望し、実際に対戦が実現。2年連続で強運発揮だ。

 バルセロナにこだわったのには理由がある。以前はスペインリーグへの移籍を目指していた。「ただスペインでプレーしたいのではなく、活躍したい。そのためにもっとうまくならないと」とセルティックを選んだ経緯がある。だからこそロナウジーニョやメッシ、アンリらを擁し、世界最高レベルの攻撃を誇るバルサと真っ向勝負したかった。「ようやく試合で行けるカンプノウで守備的になりたくない。守備的にやって勝っても、未来につながらない」と強気に攻撃宣言だ。

 昨季ミランとの対戦を望んだのは、レジーナ時代にセリエAで歯が立たなかった強豪へのリベンジのため。決勝T1回戦でその夢はかなわなかったが、今年10月に1次リーグで再戦した際は2―1で勝って、1つの目標を達成した。今回はセルティックで自分がどれだけ成長したか、バルサとの対戦で確認する。

 リハビリ中の中村俊にとって、左ひざ靱帯(じんたい)損傷の痛みも吹き飛ぶような朗報。「試合に間に合うと思う」。これまでの慎重な姿勢とは一転、復帰について明確な言葉も飛び出した。

[2007年12月22日8時59分 紙面から]

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