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男子は沖学園7年ぶりの優勝/高校ゴルフ

<全国高校ゴルフ>◇団体の部最終日◇5日◇レーサムゴルフ&スパリゾートほか◇出場男子38校、女子17校◇日刊スポーツ新聞社主催

 男子は初日首位の福岡・沖学園がこの日もスコアを伸ばして7年ぶり3度目の優勝を遂げた。日替わり救世主の1年生・時松源蔵が7アンダー65で回るなど、2日間のトータル422ストロークで2位の茨城・鹿島学園に8打差をつけて逃げ切った。

 田中宏明監督(51)がいても立ってもいられず、コースに出てアドバイスを送った。16番ホールで4人に「上がり3ホールは気持ちを引き締めていこう」と声をかける。18番グリーンを見下ろす芝生席に腰を下ろしても落ち着かない。歩き回ったり、座ったり。

 選手が次々と上がってきてスコアを報告すると、次第に顔がほころんで行く。トップの松岡聖道主将がこの日2アンダーの70、2番手の1年生・時松はなんと7バーディーノーボギーの65だった。「日替わり救世主の誕生です」と喜んだ。3番手の柴田求仁貴、4番手の岩井駿(ともに3年)は4オーバー76だった。

 前日の柴田に続いて救世主となった時松は、九州予選の66を1打上回る65。大会での自己最高スコアだった。「自分でもびっくりしました。これで学校のために少しでも貢献できたのでは」と話した。小さいころから心臓が悪く、空気のいいところで何かできないかということで5歳からゴルフを始めた。中学2年ごろから頑強になったという。

 「きょうはショットのミスが少なかった。好スコアを狙っていました」。バーディーホールはほとんどが3メートル以内についた。得意なクラブはミドルアイアン、毎日2時間のショット練習を行っている。4人兄弟の末っ子。優勝が決まると福岡に住む両親に早速報告をしていた。

 主将の松岡聖道はさすがにホッとした表情。前半は1オーバーの37、後半のスタート時には「思い切って攻めてくる」と宣言して出ていった。チームのまとめ役として大変だったのはと聞くと「みんなしっかりしているので何もありませんでした」と話した。卒業後の進路はまだ決めていないという。

 この日の表彰式のプレゼンターはくしくも沖学園理事長校長の沖隆邦氏(66)だった。「うれしくて言葉になりません。前評判はそれほど高くなかったので、かえって気が楽だったようです。選手たちは会場にきてからさらに進歩したようです」と感慨も新たに、表彰を行っていた。

 [2009年8月6日14時50分 紙面から]


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