今季限りでヨネックスとの5年契約が切れる石川遼(21=パナソニック)が12月中に来季の契約先を決断する意向を示した。30日、埼玉・森林公園GCで「さいしん遼・応援クラブ・ファン感謝祭」に参加し、来季のクラブ、ウエアの契約更新について言及。「複数からオファーをいただいている。自分の中ではこれからで、もう少し先の話。12月に入ってから決めようと思っている」と明かした。

 石川には契約中のヨネックスをはじめ、キャロウェイなど数社が争奪戦を繰り広げている。米ツアーの来季シード権の獲得が確実な状況だけに、米滞在中の現地サポート体制も重要視される部分。石川は「来年は新しいところの可能性も高いので、自分の意見と周りの意見も聞き、ゆっくり考えたい」と時間をかけて決める方針だ。また父勝美氏は「5年契約は長い。短い方がいい」と短期契約になる見通しを口にした。