香川・香川西高ゴルフ部の吉田泰基(3年)西山大広(3年)がともに4アンダー68で首位に並んだ。

 「パターが良かった」という吉田はスタート10番で3・5メートルを決めるなど6バーディー、2ボギー。「テレビでマスターズを見ていて(優勝した)スピースのショートパットでボールを見ないストロークを、自分でもやってみたらよかった」と笑顔を見せた。

 西山は「納得いくゴルフだった」と振り返るようにインスタートの11、12番連続バーディーで波に乗った。「ビビリなんで、練習ラウンドして狭いコースなので本番ではけっこう刻もうと思っていたんですけど(前の組の)吉田がドライバーで行くんで、自分も持ち味を出そうと思って2ホールしか刻まなかった」のが功を奏したよう。

 昨年はこのカテゴリーで2人と同学年のチームメート、坂本将規が優勝して世界ジュニアの舞台に立っている。「優勝します」(吉田)「吉田には負けない」(西山)と、競い合って2年連続で香川西高勢がトップで代表の座を射止める。