首位を守った石川遼(24)は3パット2回を含む32パットが響いて、73に甘んじ「ミスパットもありました。練習が必要な感じです」と反省点を挙げた。

 一方で6番では残り120ヤードから、13番では105ヤードからカップそばにピタリとつけるなど、ショートアイアンは引き続き好調だ。さらに「いいアイアンショットが今日は多かった。14番パー3でも7番アイアンがいい感じで打てた。11番パー3でも5番アイアンで右のエッジだったけど、感触的にはいい球だったので、もうちょっとですね」と、最近課題としていたアイアンの精度が上がってきたようだ。

 2位との差は4打から1打に縮まったが、今季2勝目は手元に引き寄せている。「13、14アンダーまでいかないと勝てないと思う」と最終日も攻めの姿勢は崩さない構えだ。