中田樹(宮崎・宮崎日大高1年)が、苦しみながらも首位で予選を突破した。

 1オーバーで迎えた17番で右ラフからの第2打を木に当てて、3打目も出すだけで4オン2パットのダブルボギーにしたが、そのまま3オーバー75でしのいだ。

 「最近あまり練習できていませんでした」というのは、昨年12月に原因不明の炎症で腰を痛め「靴下も履けなくなった」と、安静を言い渡されたから。2カ月間あまり体を動かせなかったが「クラブを持たないと落ち着かなくて」と、寮でパターやアプローチはやっていたが、本格的に動けたのは最近だという。

 「決勝大会までにまず腰を完治させて、それから追い込んで優勝争いはしたい」と、1カ月後に迫った西日本決勝大会(4月2、3日、佐賀・若木GC)を見据えていた。