松田正史(熊本・春日小6年)がハイレベルの戦いを制して、1位で西日本決勝大会(4月2、3日、佐賀・若木GC)に進んだ。

 同じ熊本県で全国でもトップクラスのライバル、枝川吏輝(熊本・益城中1年)と競り合いの上、15-17歳の部と同じティーからともにイーブンパー72で回った。18番からのカウントバックで松田がメダリストに。それでも「アイアンがまっすぐ行かなくて、納得いっていません」と悔しそうな表情を見せた。11番パー5では「3番ウッドで4メートル弱ぐらいに2オンした」というイーグルに胸を張った。

 一昨年、小5で全国小学生大会を制した。今回は、上のカテゴリーの選手をしのぐスコアを出したが「小学生のティーより後ろの方がおもしろい。セカンドでいつもサンドウエッジとかだったけど、ウッドを使うこともあるし」と、距離にはさほど苦労していない様子。ドライバーの平均飛距離も「280ヤードぐらい」という。決勝大会に向けて「世界に行きたい」と意気込んでいた。