<欧州女子ゴルフ:ANZレディース・マスターズ>◇初日◇5日◇オーストラリア・ゴールドコースト◇ロイヤルパインズ・リゾート(パー72)
今季初戦の宮里藍(23=サントリー)は4バーディー、3ボギーで1アンダーの71で回り、首位と4打差の30位で発進した。イン10番スタートで、3ホール目の12番で2メートルのパットを決め、今季最初のバーディーを奪取。その後は強風に見舞われたが、アンダーパーを死守した。ベッキー・ベルワートン(英国)ら4人が5アンダーで首位に並んだ。桜井有希(20)が73で64位、東尾理子(33)は75で92位、有村智恵(21)は77で116位と出遅れた。
強風に見舞われた8番。宮里は第1打をバンカーに突っ込み、第2打ではユーティリティーを使ったが、脱出に失敗した。この日、3個目のボギーとなったが、集中力は切れなかった。「バンカーのアゴの高さも気をつけていたし、ミスがあったわけではない。落ち着いてボギーでおさまったのは良かった」と前向きに話した。
完全復活に懸ける今季への思いが、最後の粘りにつながる。最終9番は、バーディーでしっかりと締めた。4バーディー、3ボギー。首位とは4打差につけた。「4打差はまだまだ。明日からしっかり伸ばしてその差をどんどん縮めていきたい」と上位進出への意欲を見せた。
一昨年の大スランプを引きずった昨季は米ツアーで賞金ランキング46位と過去最低に終わった。それでも、9月以降に5試合参戦した日本ツアーではトップ10に4回入るなど、復調への手応えをつかんだ。いいイメージを持続したまま、1月からは米アリゾナ州でトレーニングを積んだ。「やるべきことはすべてやった」と心身とも充実して臨んだ今季初戦。05年には2位に入るなど相性のいいコースだけに、明日以降への期待は高まる。

