<女子ゴルフ:LPGAプロテスト>◇2日目◇27日◇奈良・グランデージGC(6478ヤード、パー72)◇出場113人

 プロ野球元西武、工藤公康投手(48)の長女遥加(18=フリー)は、通算7オーバーの48位で最終ラウンドに進んだ。上位20位タイ以上の逆転合格に挑む。トップ合格の有力候補と目された森美穂(18)は通算16オーバー、104位で“予選落ち”。オナリン・サタヤバンポット(27)が通算9アンダーで首位に立った。

 工藤は「最後だけなんですよねえ…。いいとこ見せないと、と思って」と最終18番のボギーを嘆いた。前日26日深夜に横浜を出発、奈良まで車を飛ばして駆けつけた父公康の前で、カラーから事実上の3パット・ボギー。スコアは75。初日47位から48位に落ち、合格圏内の20位タイと3打差だ。父は「ドラフト指名じゃなく、資格を勝ち取る戦い。大変ですよ」。工藤は「4アンダー(68)出すしかないです」と逆転合格を目指す。