人気女子プロゴルファー有村智恵（２４＝日本ヒューレット・パッカード）が３０日、来季の米ツアー参戦に向け、今秋のクオリファイング・スクール（予選会）出場を表明した。「とにかくゴルフがうまくなりたい。メジャーに出た時も、少しの間でも『吸収している』と感じた。『もっと長い間いたら、もっとうまくなる』と考えてきた」と理由を語った。東北高の先輩で米ツアートップ選手の宮里藍には「一番に相談した」と言い「智恵が智恵らしいゴルフのできる道を選べばいい」と助言を受けたという。１６年リオデジャネイロ五輪からゴルフが正式競技になることも、決断を後押ししたようだ。

　有村は２次予選（１０月９～１２日、フロリダ州プランテーションＧ＆ＣＣ）に出場。７０位タイまでに入れば、最終予選（１１月２８日～１２月２日、フロリダ州ＬＰＧＡインターナショナル）で来季ツアーの出場優先順位を争う。