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15歳奈良が大金星、前年女王下す/テニス

女子シングルス2回戦で勝利し、記者会見で笑顔を見せる奈良くるみ
女子シングルス2回戦で勝利し、記者会見で笑顔を見せる奈良くるみ

<テニス:全日本選手権>◇12日◇東京・有明テニスの森公園◇女子シングルス2回戦

 15歳10カ月の天才少女が史上初の金星を挙げた。今大会最年少の奈良くるみ(大産大付高)が、前年覇者の高雄恵利加(20=北日本物産)を6-2、6-2で破り、ベスト16入りを決めた。24年(大13)から始まった全日本の女子で、前回覇者の初戦敗退は初めて。奈良は3回戦で05年準優勝の米村知子と対戦する。

 歴史的な番狂わせは、あっけない幕切れで訪れた。マッチポイントで高雄が力なくダブルフォールト。奈良は両手でガッツポーズを繰り返した。初登場の昨年はセンターコートで雰囲気にのまれて初戦敗退。この日も昨年と同じ第1試合のセンター。しかし「同じ目には遭いたくない」と得意の攻撃的なストロークで、終始、高雄を圧倒した。

 高雄はシードで2回戦からの登場。長い歴史の中で、全日本女王が初戦で負けたことはなかった。勝った奈良も「信じられない。自分でもびっくり」。15歳の積極性と気迫が、大会史上最大の番狂わせを起こした。

[2007年11月13日9時46分 紙面から]

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