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康生が東原亜希と結婚、北京へ二人三脚

東原亜希さんと井上康生選手
東原亜希さんと井上康生選手

 シドニー五輪柔道男子100キロ級金メダリストの井上康生(29=綜合警備保障)が14日、タレントの東原亜希(25)と結婚した。この日午前に婚姻届を提出、同午後に書面で発表した。今日15日に2人そろって井上の母校東海大で会見する。2人は03年にテレビ番組を通じて知り合い、交際を続けていた。100キロ超級転向後、苦戦が続いている井上は、五輪イヤーに伴侶を得て「集大成」と位置づける北京五輪に挑む。

 井上が最高のパートナーを得て北京五輪、そして悲願の金メダルへ挑む。この日、報道各社に東原と連名のファクスで「これからは2人で助け合いながら、温かい家庭を築いていきたいと思います」と結婚を報告。12日に日本代表の沖縄合宿を打ち上げ、オフのこの日午前に婚姻届を提出した。挙式日は未定で、東原は妊娠していないという。

 03年7月に東原が出演していたフジテレビの格闘技番組「SRS」に井上がゲスト出演をしたことがきっかけで、交際がスタート。アテネ五輪敗退後の04年11月に井上が交際を宣言した。復帰戦となった05年1月の嘉納杯で大胸筋腱(けん)断裂の重傷を負うなど苦難が続く井上を、東原が支えてきた。関係者によると一時的に距離を置く期間もあったというが、着実に愛をはぐくんできた。

 井上は五輪代表争いで苦戦している。棟田、石井らに先行されている。結婚することで迷いや不安を振り払い、覚悟を決める意味もあった。この日、井上から結婚の報告を受けた全柔連の吉村強化委員長は「とにかく柔道を頑張っていくと話していた。結婚は北京五輪一本にすべてを集中させるためだろう」と話した。

 井上の父明さんも東原を「しっかりした女性」と評していた。05年の嘉納杯で騒動になることを恐れて観戦を控えようとした東原に「好きな人の試合を生で見れば、もっと理解できるよ」と観戦を促したほど。最大の理解者である父明さんも納得する人生の伴侶の存在は、井上にとって再浮上の原動力になりそうだ。

 ファクスで井上は「現在は北京五輪の代表権がかかった試合を前に、命がけで練習に取り組んでいます」とコメントした。フランス国際(2月9~10日、パリ)、全日本選抜体重別選手権(4月5~6日、福岡)、全日本選手権(4月29日、東京)と、柔道人生をかけた厳しい戦いが待ち構えるが、金メダルを手にするまで最愛の人との二人三脚で前進していく。

[2008年1月15日9時14分 紙面から]

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