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ハンド生きる伝説田中、五輪切符奪取誓う

 「日本女子ハンドボール界の生きる伝説」こと田中美音子(33)が、北京五輪へ向けて伝説をつくる。女子代表候補は14日、熊本県のオムロン鹿陽センターで、26日に見込まれるやり直しの北京五輪アジア予選へ合宿を開始。この日が誕生日だった田中は、夕食時にはケーキを贈られ、五輪切符奪取を誓った。

 10年以上、女子代表を引っ張ってきた田中にとって、五輪挑戦は北京で4度目。日本リーグでは昨季、女子初の1000得点を達成し、ハンドボールファンからは「生きる伝説」とも呼ばれる。「印象に残っていることはうれしい。化石にならないようにしたい」とほおを緩ませた。

 日本の中でも161センチは小柄だが「いろんな工夫をしてきた。スピード、間合いだったり」。何より強烈な負けん気で、日本のトップを走ってきた。00年から2シーズンは、デンマークのスコーバッケンでプレーし「外国人を外国人だと思えないようになった」と話す。

 女子代表の西窪総監督は「18歳から日の丸を背負って、修羅場をくぐってきた。もう1人、チームの中にコーチがいるようなもの」と信頼を寄せる。「次の五輪は考えていない。その年、その年が勝負だと思う。年を取ったら、気持ちが大事」と田中。32年ぶりの五輪出場には、大黒柱の活躍が欠かせない。【佐々木一郎】

[2008年1月15日9時15分 紙面から]

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