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ハンド宮崎アジア予選へ「トリプル7」

笑顔で反復横跳びに取り組むハンドボール日本代表の宮崎(中央)ら
笑顔で反復横跳びに取り組むハンドボール日本代表の宮崎(中央)ら

 ハンドボール日本男子代表のエース、宮崎大輔(26=大崎電気)が、「トリプル7」作戦で再スタートだ。代表候補が7日、世界選手権予選を兼ねた17日開幕のアジア選手権(イラン)に向けた強化合宿をNTCで開始した。

 174センチと小柄な宮崎は、これまでの戦いからパワー不足を痛感。今年から新しいトレーナーを雇い、ハードな筋トレを開始した。「今、74キロの体重を77キロに増やしたい」。アジア選手権だけでなく北京五輪世界最終予選(5月)に向け、少しでも筋力をつけ、大柄な欧州選手に立ち向かう覚悟だ。

 加えて、宮崎の背番号は代表で7。77キロと背番号の7で「トリプル7ということでよろしく」と、アジア再予選で韓国との一騎打ちに敗れた悔しさからも立ち直った。まずは、アジア選手権で中東勢と韓国に雪辱し「その次は、五輪への最後の挑戦にかける」と気持ちは高まるばかりだ。

[2008年2月8日8時58分 紙面から]

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