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朝青龍1場所で“定位置”東横綱奪回誓う

- 会見を終え、さっそうと外出する朝青龍(撮影・栗山尚久)
横綱朝青龍(27=高砂)が、東横綱の定位置奪回を誓った。20日、大相撲初場所(1月13日初日、両国国技館)の新番付を発表。秋場所から2場所の出場停止や謹慎処分が解けた最強横綱が、西横綱で再出発の場所に臨む。横綱在位は丸5年、史上9位の30場所目。体調は9割戻ったと胸を張り、「1場所で(東に)戻る」と宣言した。東横綱2場所目の白鵬(22)は、朝青龍を倒しての3連覇を約束した。また、元アマチュア横綱で日大出身の市原(23)が、十両を1場所で通過して新入幕を果たした。
朝青龍は勝負に飢えていた。長期ブランクの不安について聞かれると、余裕の笑顔でこう返した。「不安? それより盛り上がっていいんじゃない。もう、(初場所に)出たくて出たくて仕方ないんだよ。でも、おれは普通だよ。注目しているのは、あんたら(報道陣)でしょう」。
名古屋場所千秋楽で優勝を決めて以降、本場所の土俵から遠ざかっている。この日、迎えた番付発表も3場所ぶり。「懐かしかったよ。印刷のにおいが良かったな~。何かうれしかったよ」と話す言葉にも実感がこもっている。だが、この番付表に載った「朝青龍明徳」のしこ名の位置には、違和感を持っていた。
朝青龍 西はちょっと不思議な感じ。横綱に昇進したとき(03年春場所)以来だからね。土俵入りとか間違えたりしないかと思うよ。
実際は、出場停止の九州場所でも「西横綱」だったが、モンゴルに帰国中は番付表を見ることもなく、意識は東横綱のままだった。
だからこそ定位置奪回の思いは強い。「1場所で戻りたい?」の問いに「もちろん。そうでしょ」と語気を強め、白鵬との両横綱での賜杯争いについても「これからが、楽しみだよね」とニコニコと笑った。
冬巡業後に「右足関節周囲炎全治4週間」と診断された右足かかとの痛みについても「だいぶん良くなった。もう馬肉は張ってないよ」と順調な回復ぶりをアピールした。「体調はもう8割か9割まで来ている。まあ、初日から千秋楽まで元気な姿を見せれば結果はついてくるでしょう」。優勝宣言こそなかったが、自信に満ちた口ぶりは謹慎前と何も変わっていなかった。【柳田通斉】
[2007年12月21日8時49分 紙面から]
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