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<12月13日更新>

法大の新監督にOBの金光氏が就任

  法大野球部は12日、山中正竹監督の後任に、OBで三菱重工中国支社勤務の金光興二氏(47)が来年1月1日付で就任すると発表した。

金光興二(かねみつ・こうじ)=昭和53年法大卒、高校時代に広島商業の主将として、夏の大会で全国制覇。法大では、内野手として4季連続も含む5度のリーグ優勝を経験した。監督としても母校広島商業をセンバツに2回導いた。


  

立大2回戦 最終回にまさかの逆転!優勝ならず

 第2戦   10月28日(月)
立 大
法 大

(立)速水、○小林弘(2勝1敗)、平田、徳 ― 鈴木宏、和田隼

(法) 奈須、●亀川(1敗) ― 新里

[本]


 今日負けると優勝の可能性がなくなってしまう法大。今日は、先週好投した奈須が先発した。その奈須は立ち上がり、2死から立大・多幡、松倉の連続二塁打で1点を失ってしまう。一方、法大打線は3回、2死二塁から相手の失策で同点に追いついた。中盤はこのまま両校の投手が好投して緊迫した展開に。
 試合が再び動いたのは6回。法大は1死から後藤が二塁打で出塁すると、続く代打・普久原の中越え適時三塁打で1点を勝ち越した。その直後の7回に奈須は無死満塁のピンチを招いてしまい、ここで降板。代わって登板した亀川が併殺などでこのピンチを無得点で切り抜けた。
 これで法大に流れがいったが、9回表に思わぬ展開が待ち構えていた。2死一・二塁の場面で亀川が立大・間宮に痛恨の適時三塁打を浴びてしまう。また、中継プレーの際、普久原の失策もあり、打者走者の間宮までもが生還し、この回3点を奪われ大逆転を許してしまった。結局試合はこのままゲームセット。この結果、法大は連敗で勝ち点を落とし、優勝の可能性が消滅。今日が4年生にとって最後の試合となった。そして、今季は通算6勝5敗1分、勝ち点3という成績で4位におわった。

*2・3年生のコメント*

普久原外野手(一時は勝ち越しとなる適時打を放つ)「昨日負けたので、今日勝ちたいという気持ちが安打になった。今季は監督に使ってもらったが期待に応えられなかった。来季は自分がチームを引っ張れる選手になりたい。」

松本祥投手(秋季は故障から復帰)「今季は納得行かなかった。来季に向けて体作りから頑張っていきたい。」

新里捕手(1年間捕手でフル出場)「(シーズンを振り返って)全く納得していない。打たれたのは自分の責任。明大との第2戦目の同点本塁打、昨日の捕逸、今日の9回に盗塁を刺せなかったことなど悪いことしか頭に残っていない。特に今日の盗塁は刺していれば勝っていた。それだけに悔しすぎる。土居さんの負担を減らし助けてあげたかった。いいメンバーが揃っていたのに勝てなかったのが悔しい。最高の形で終わりたかった。この悔しさをばねに2、3日休んだら春にむけて頑張る。 」

佐々木外野手(今季.326の活躍)「(シーズンを振り返って)4年生にとっては最後の秋。3年生でスタメンで出場しているのは新里と自分だけ。4年生を盛り立てて、試合で貢献するには活躍するしかないという気持で挑んだ。(フル出場したことについて)オープン戦の時は怪我をしていたし安打も打てなかった。秋に試合が始まるまでレギュラーでやれるとは限らない状態だった。しかし試合を重ねるごとに自分の役割を果たすことができるようになってよかった。今季は2番を任されたり4番を任されたりしたがどの打順であっても初球から積極的にいくのが自分の形。途中までは(慶大戦まで)3割を越え、4割近くまで打っていたが少し落ちた。そこからのがんばりというのが今後の課題。(来季に向けて)あっという間に最後の年。勝って泣いて喜ぶ、負けても泣いて納得できるように練習してリーグ戦に挑む。個人的な目標はタイトルを取ること。首位打者になる。また、活躍して取材を多く受けれるように頑張りたい。 」

渡辺内野手(早大戦のヒーロー)「今季は早大戦でのサヨナラ本塁打が全て。来季は4年生の悔しさを晴らすためにも必ず優勝したい。」

*引退した4年生のコメント*

土居龍太郎投手「(1番印象に残っている試合は)今季の早大戦。最後に打ってくれて嬉しかった。4年間を通して得たものは多い。仲間と出会えたこと、野球の技術面のことなど沢山ある。後輩たちには来春にむけて頑張ってほしい。」

奈須耕一投手「(4年間を振り返って)自分自身に『お疲れ』といいたい。(印象に残る試合は)今日の試合。最後の試合に先発でいけてよかった。」

亀川裕之投手「2年生の時から投げられたが、故障してしまった。今季は昨日の試合が初登板だった。マウンドに上がる喜びがあった。今日もピンチの場面で登板し、途中までは良かったが、詰めが甘かった。(思い出の試合は)2年春に連続完封をしたこと。今後は野球をやりたい気持ちはあるが、まだ未定。」

関根稔捕手「4年間でいろいろな経験をさせてもらった。(思い出に残ることは)米国に合宿に行けたことと、今季の早大戦でサヨナラの場面をみれたこと。」

人見剛内野手「(4年間を振り返り)入学した時から自分が神宮でプレーできるとは思っていなかった。使ってくれた山中監督には本当に感謝している。最後のリーグ戦で優勝できなかったのが残念。」

染矢陽内野手「今季はあまり試合に出ることができず、とても悔しかった。(4年間を振り返り)みんなと最後まで一緒にやれてよかった。良いことも悪いことも全ての面で成長させてもらった4年間だった。」

門間勇介内野手「今日の試合は負けたのが残念だったが、バントで走者を進めるという2番打者の役割が果たせてよかった。(4年間で印象に残った試合は)今季の早大3回戦。澤村・河野の本塁打には思わず身震いがするくらい感動した。自分自身に関しては、3年時に東大戦で初出場したことを良く覚えている。」

河野友軌外野手「(今季を振り返って)ふがいない。ホームランは4本打てたが、優勝できなかったことが悔いに残っている・・・。(4年間の野球生活について)強烈なチームメイトと出会えたことが一番の財産になった。この先も残っていく関係だと思う。また、今年はキャッチャーと外野手の両方を経験できた。キャッチャーと外野という違う角度からチームを見れて視野が広がったと思う。この4年間法大で学んだことは間違ってない、この気持ちを持ち続けてこれからも頑張っていきたい」

伊藤義之外野手「今季は試合に出場できなかったが、やれるだけのことはやったので悔いはない。(一番印象に残っているのは)去年の初ヒット。いい同級生やいい後輩に恵まれて充実した4年間を過ごせた。最高だった。」

長崎清一外野手「最後のシーズンは途中までだったがでられてよかった。(1番の思い出は)3年時に慶大・長田から打った左越えの長打を打ったこと。」

金井淳一郎外野手「(4年間を振り返り)大学野球というものを通して勉強になることばかりだった。(印象に残っているのは)昨年の春季リーグで優勝した試合。卒業後も社会人野球で頑張りたい。」

新嵜数晃学生コーチ「学生コーチをやって、うまくいかないことが多かったけど、神宮でみんなと一緒に戦えて嬉しかった。優勝はできなかったが後悔はしていない。今季和田(早大)から2回サヨナラ勝ちできたのが一番嬉しかった。野球が好きだし、これからも携わっていきたい。」

澤村幸明副主将「最後優勝できなかったけれど、いい仲間と出会えて野球をできて楽しかった。全てが良き思い出だった。」

後藤武敏主将「(今日の試合について)いい感じで点を取れていたが、それ以上いけなかったのが逆転につながってしまった。
 (4年間を振り返って)法大野球部で色々な人と知り合えて勉強になった。チームあっての自分だった。後輩達には、悔しい思いが分かっていると思うので、法大の誇りを持って戦ってほしい」

山中監督「今日のゲームは今年のチームの象徴。最後まで乗り切っていけない弱さがあったような気がする。
 (今季を振り返って)敗因は色々ある。故障者が多かったし、投打がアンバランス。特にチーム打率2割そこそこという打力が弱かった。また、私自身の判断ミスや決断の甘さというのもあった。早大戦でエースの和田に勝ったということは評価してよい。しかし、こうしたことを機に勢いに乗って、他を圧倒していくような力がなかった。個々のレベルにおいても各選手に波があった。これは本当の実力ではない。春も含めて今年1年間は残念で悔いの残る年であった。
 (引退する4年生について)今年の4年生は皆、好人物であった。しかしそれだけでは勝てない。自分たちの弱さを乗り越えていくことができなかった。それは彼ら自身も感じているはずだ。今後野球を続ける者もそうでない者もいるだろうが、それぞれのおかれた立場において勝ち抜いていく強さを身につけていってほしい。私はこれまで野球の表面的なプレーだけでなく、人間形成に役立てるような指導を心がけて接してきた。彼らは成長してきている。
 (プロ入り希望を表明した後藤・土居・河野について) プロは相当厳しいレベルの世界。今のままでは通用するとは思ってないし、本人たちも分かっているはず。スカウトに可能性を認められたのだから、それにかけ、我々の期待に応えてくれるような活躍をしてもらいたい。」

*秋季リーグ戦 星取表(第7週まで)*
順位 チーム 早大 明大 立大 法大 慶大 東大 試合 勝点 勝率
早 大 × ○○ ○○ ●○● 11/2 ○○ .778
明 大 ●● × ●○● ○△○ ○○ ○○ 12 .636
立 大 ●● ○●○ × ○○ ○○ ●○● 12 .583
法 大 ○●○ ●△● ●● × ○○ ○○ 12 .545
慶 大 11/2 ●● ●● ●● × ○○ .250
東 大 ●● ●● ○●○ ●● ●● × 11 .182


立大1回戦 エースが崩れ逆転負け

 第1戦   10月27日(日)
法 大
立 大 ×

(法)●土居(4勝2敗)、中野、山下哲、亀川 ― 新里

(立)小林弘、○上重(1勝) ― 鈴木宏

[本] (法)澤村2号(1回ソロ=小林弘)
   (立)松倉良4号(4回3ラン=土居)


 優勝のためには勝ち点を絶対に落とせない法大は、先週早大に連敗して優勝の可能性がなくなった立大と対戦した。
 法大は初回、2死無走者から澤村の左越え本塁打で幸先よく先制点をあげた。2回に同点とされるものの、4回に再び試合が動いた。法大は1死三塁で打者新里がカウント2−3からスクイズを試みたものの、空振りしてしまう。しかし、立大の捕手が前にボールを落としていた。スタートをきっていた三塁走者の門間は、これをみて躊躇なくホームに突入し、生還。これが本盗となり1点を勝ち越した。
 ここまでは法大のペースで試合が進んだが、今日は法大先発・土居がピリッとしない。勝ち越した直後の4回裏、2死一・二塁から立大の間宮・友永に適時打を打たれて逆転を許すと、さらには松倉良に3ラン本塁打を浴びて、この回一挙6点を奪われて降板した。
 この後も試合は終始立大ペースで試合が進み、そのままゲームセット。法大は大事な初戦を落とし、いよいよあとがなくなった。

*コメント*

門間内野手(本盗を含む4盗塁を決める)「スキあらば多くの塁を狙い、足を生かしたいと思ってやっている。(本盗の場面は)相手捕手が落球したのが見えたので、挟まれるよりは思い切って突っ込んだほうがいいと思ったのでおもいきって行った。残りの試合も諦めず、おもいきって勝ちにいきたい。塁にでたらかき回したい。」

澤村内野手(3安打を含む猛打賞)「今日はボールがよく見えていた。中堅方向へうまく打ち返せた。(本塁打について)打ったのはストレート。よく入ったと思った。しかし、今日はチーム全体としてはいいところがなかった。今日で終わったら意味がない。明日につなげたい。」

後藤主将「今日は予想もしない展開だった。あっという間に点数を取られてしまった。明日は最善を尽くして勝ちにいきたい。」

山中監督「土居は先週の慶大戦で肘を痛めた。1週間でできるだけ回復するように努力し、投げられるようにしたが、打たれてしまった。立大の1番・多幡、3番・松倉良という好調な打者にやられてしまった。エースが打たれてしまうと苦しくなる。残り試合土居が投げられるかは微妙。あまり無理をさせられないが、エースとしての意地もあるだろうし、それを見せてもらいたい。明日はとにかく勝ち点をとれるように頑張りたい。」


慶大2回戦 優勝へ一歩前進 連勝で勝ち点3

 第2戦   10月20日(日)
法 大
慶 大

(法)松本祥、山下哲、奈須(1勝2敗) ― 新里

(慶)●清見(1勝2敗)、鴛海、小林基、木下 ― 菊地

[本] (法)河野3号(6回3ラン=鴛海)
   (慶)菊地1号(4回ソロ=山下哲)


 法大は1回、一死2塁から4番佐々木の右中間への適時打で先制。2回にも1点を加えるが4回、代わったばかりの山下哲が慶大の8番・菊地に左越本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまう。しかし6回、法大は打線のつながりを見せ、二死2、3塁の場面で、河野が決勝点となる3点本塁打を放ち試合を決めた。守っては1回戦に続きリリーフの奈須が好投、慶大の反撃を許さなかった。

*コメント*

河野外野手(決勝の3ランを放つ)「(決勝3ランについて)打ったのはスライダー。狙っていたわけではないが、体が自然に動いた。打席前、監督から自信を持てと言われたので、なんとかランナーを帰そうと思った。手ごたえはあったので、打った瞬間スタンドまで行くと思った 」

奈須投手(好救援で今季初勝利)「もう1敗もできないので自分の投げる場面があればやるしかない。監督、助監督には、一人一人の打者をうちとっていくように言われている。(今日は急な登板だったが)リリーフはピンチの場面で出ることが多いのはわかっているので、初球から気持ちをこめて投げている。ランナーを出しても大量点をとられなければいいと言われているが、自分的には得点圏に出さないようにしている。」

佐々木外野手(4番として大活躍)「(1回の先制打について)チャンスで打順がまわってきて4番として打ててよかった。(4番を任されることについて)法大には後藤さんというすごい打者がいる。後藤さんに及ばないが、監督やチームの期待にこたえられないのは嫌なので自分なりに役目を果たそうと精一杯やっている。(4打数3安打と好調であることについて)一週間前から練習でも気合いが入っていた。慶大はいい投手が多いので絶対に打ちたかった。気持が勝ったから打てたのだと思う」

松本祥投手(先発するも4回途中で降板)「自分が先発だということは今日になって知った。(今日の投球内容について)先頭 打者に対し四球を出したり満足できない内容だった。バントの失敗や、ベースカバーが遅れたことも反省点。打者がよく打ってくれた。次の立大戦では登板機会があれば頑張りたい」

後藤主将「(6番で出場したが)4番を打ちたい気持ちはある。でも監督の目から見て、勝てる打順を組んでいるのだから仕方ない。悪くても使ってくれているので打ちたかった。(今季最終戦となる次週の立大戦について)このまま(不振の状態で)終わってしまったら、大学での今までの積み重ねが無に等しくなってしまう。なんとしてもいい形で終わりたい。チームとしては、負けないように優勝を信じて戦う」

山中監督「(慶大に連勝、勝ち点を3として)うちにとっては連勝をし続けなければいけない状態。(今日6番に入った)後藤で打線が途切れてしまう。不振が続いているが、他の選手がよくカバーしてくれている。特に下位打線が上位打線への繋がりをもってくれた。(次週・立大戦へ向けて)最後の週という事は関係なく、勝っていくということに変わりはない。相手にくらいついていくのか、自分達を苦しめてしまうのか。それしかない」

*秋季リーグ戦 星取表(第6週まで)*
順位 チーム 早大 法大 明大 立大 慶大 東大 試合 勝点 勝率
早 大 × ●○● ○○ ○○ 11/2 ○○ .778
法 大 ○●○ × ●△● 10/26 ○○ ○○ 10 .667
明 大 ●● ○△○ × ●○● ○○ 10/26 10 .556
立 大 ●● 10/26 ○●○ × ○○ ●○● 10 .500
慶 大 11/2 ●● ●● ●● × ○○ .250
東 大 ●● ●● 10/26 ○●○ ●● × .222

 ☆優勝の行方☆
 第6週を終わって法大は早大と勝ち点で並んでいる。しかし、法大が優勝するには、残りの立大戦で勝ち点をあげることが絶対条件だ。法大が1勝2敗で勝ち点を落とすと7勝5敗、早大が慶大に連敗して勝ち点を落としても7勝4敗となり、勝率で早大を上回れない。また連敗すれば立大にも抜かれてしまう。
 このように最終節で勝ち点をあげることが第1の条件だが、勝ち点をあげたとしても、なおかつ早大が慶大戦で勝ち点を落とすことが第2の条件となる。仮に法大が立大に連勝すると8勝3敗となる。だが、早大が慶大から2勝1敗でも勝ち点をとれば9勝3敗になり、勝率で法大を上回って早大の優勝となるのである。
 従って優勝するには完全に他力の形になってしまうものの、まずは立大から勝ち点をとることに全力をつくすことが求められる。


慶大1回戦 優勝に望みをつなぐ白星

 第1戦   10月19日(土)
慶 大
法 大 ×

(慶)●長田(1勝3敗)、小林基 ― 菊池

(法) ○土居(4勝1敗)、奈須 ― 新里

[本](慶)早川3号(6回2ラン=土居)


 法大は、慶大に2度追いつかれたものの、藤田、佐々木らの活躍により先勝、優勝への望みをつないだ。
 初回、法大は1死満塁から5番・藤田の中犠飛で先制。4回に慶大に追いつかれるものの、5回には、再び藤田の右前適時打と敵失により2点を追加した。しかし先発・土居が6回、慶大・早川に2ランを浴び、またも追いつかれてしまう。嫌なムードが漂いかけたその裏の攻撃。2死二塁から2番・佐々木が適時打を放ち、1点を勝ち越した。この1点を7回からマウンドに上がった奈須がきっちり守り、法大は粘る慶大を振り切って勝利、白星を先行させた。

*コメント*

藤田内野手(2打点)「(2打点の活躍について)活躍できて良かった。(守備でもショートバウンドをうまく裁いていたが)バッティングで使われていると思うので、守備では最低限できることをしていきたい。(5番という打順について)後藤さんの後なので、勝負強く打っていきたい」

佐々木外野手(決勝打を放った)「(6回の決勝打について)前のバッターがチャンスをつくって1死ニ塁、河野さんが走者を還せなかったので積極的にいこうと思った。打った球はスライダー。狙っていたわけではなかった。最初はスライダー狙いだったがストレートが多かったのでどんな球でも打とうと思った。長田はコントロールがいい投手だが変化球は甘い。いい投手を打つためにはストレートも狙っていかなければいけない。(好調な理由について)来年もあるが3年の秋ということで、春結果が残せなかったので意気込んでいる。後藤さん、河野さん、澤村さんと一つ上の学年にいいバッターがいるのでその人たちに負けないように、自分が引っ張っていくんだという気持で臨んでいる。気持の変化がいい結果に繋がっている。(打順について)2番はチャンスづくりで色々なことができる。エンドランを失敗したのは悔しかった。最近、監督が自分を2番に置く理由がわかってきた。期待にこたえられるようにしたい」

土居投手(今季4勝目)「まだ優勝の可能性はあるのだから、優勝目指して、全て終わるまでがんばりたい」

後藤主将「(今日の試合について)同点に追いつかれた場面でそれ以上点数を取られなかった事が大きい。(早大が第1試合で勝ったが)自分達は全勝して優勝を目指すだけ。(四番に復帰した事について)良くも悪くも自分の出来る事を一生懸命やるだけ」

山中監督「今日は相手の失策で勝たせてもらった様なもの。攻め方が雑になってきている。勝てて良かったなという試合。(後藤選手の4番復帰について、4番は)彼本来の収まり場所。気持ちの上でまだ迷いがある。後藤が打たないとチームは勝てない。そういう思いを持って4番を打ってもらいたい」


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