<コラム・熱闘スプラトゥーン甲子園/関東地区大会DAY2>

通算8000時間以上をスプラトゥーンに注ぎ込んだ人気ユーチューバーに、その魅力を教えてもらった。

3、4日に千葉の幕張メッセで行われた「スプラトゥーン甲子園・関東地区大会」を取材した。2日目に「ぷれみあーず」というチームでリーダーを務めていたのが「はんじょう」選手。YouTubeでスプラトゥーンの実況動画を投稿し、チャンネル登録者は11万人を超える。初代タイトルには約5000時間をつぎ込み、2作目も3500時間近くプレイしてきたという。なぜ、これほど熱中できたのだろうか。

 はんじょう 個人ゲームじゃない、というのが大きいと思います。スプラは4人でやるもの。ただ自分が楽しむだけじゃなくて、みんなで作戦を話し合って、勝つのが楽しい。一緒に遊ぶ人が変われば楽しさもまた変わるから飽きないんです。8500時間くらいスプラをやっても飽きていない僕が言うので、説得力あるんじゃないですか?(笑い)

他のゲームもプレイするが、やはり生活の中心には必ずスプラトゥーンがあるという。人間対人間のコミュニケーションが生まれるからこそ、ゲーム性に終わりはない。

 はんじょう だから新しくチームを組んで、練習して大会に出るのが楽しい。普段の(YouTubeチャンネルで)リスナー向けにプレイするのとはまた違った楽しさがあります。

マーケット感覚に優れる人気ユーチューバーならではの説明を受けて、スプラトゥーンが国内外で支持される理由が分かった気がした。【M】