それぞれの思いを胸に胸に10月22日、プロ野球ドラフト会議が行われる。運命をかけた1日が近づいている。
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共栄大・佐藤夏月投手(4年=駒場学園)は、同大初の快挙を期して、運命の日を待つ。最速146キロの直球と多彩な変化球を操る左腕。OBにプロ野球選手はいるが、大学卒業後に直接プロの世界へ進んだ前例はない。「自分がNPBに行って、共栄大の先駆者になりたい」と決意を示す。
プロからも注目される存在へと成長したが、「アピールポイントは伸びしろ」と、まだまだ未完成であることを強調する。研究熱心な性格で、時には同学年の選手にも積極的にアドバイスを求める。
高校時代は、今秋ドラフト1位候補の青学大・鈴木泰成投手(4年=東海大菅生)と3年夏の西東京大会5回戦で対戦し、敗戦。甲子園には届かなかったが、その試合をきっかけに大学入学後から交流が始まった。「最初、インスタのDMで連絡して。とにかく会って話を聞いてみたくて」。普段はリーグが異なり、対戦する機会は限られるが「真っすぐの感覚とか、体作りのこととか。勉強になることばっかりです」と、大学代表にも選出された鈴木から多くを吸収してきた。
野球への情熱は人一倍強い。真面目な性格で、「何かを得るには、何かを制限しないといけない」と、この1年間はお酒を断ち、友人との遊びも制限して野球に打ち込んできた。「プロ野球、一本です」。野球にすべてを懸けた大学4年間。その集大成として、共栄大初の卒業後、即プロ入りをつかみ取る。【田島優大】
◆佐藤夏月(さとう・かづき)2004年(平16)8月15日生まれ、東京・大田区出身。北野小4年で野球を始め、中学時代は豊島リトルシニアでプレー。駒場学園では3年夏に西東京大会5回戦進出。共栄大では1年春から活躍。4年時に全日本大学選手権出場。182センチ、85キロ。左投げ左打ち。




