日本高野連の小倉好正事務局長（62）が8日、政府が7日に発出した緊急事態宣言を受けて、文書で取材に応じた。 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県を対象に8日から2月7日までの1カ月間、再発令された。3月19日からは第93回選抜高校野球大会の開幕を予定する。同事務局長は開催可否に関して「政府及び関係機関の指針に従って、準備しています」と回答した。昨年はコロナ禍で春夏ともに甲子園大会が中止になっていた。

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昨秋の九州大会4強で、センバツ選出が有力な宮崎商は6日以降、部活動を中止している。宮崎県が前日7日に県独自の緊急事態宣言を発出。県立学校も17日まで休校になり、部活動も同日まで中止が決まった。橋口光朗監督は「年明けは2日間だけしか練習できていません。厳しい状況です。（中止の）2週間はものすごく大きい。フィジカル強化を掲げている部分もありました」と話した。再開は早くても18日以降で選手は自主トレを続けるが、支障が出ている。状況は流動的で、先行きの読めない苦境に陥っている。