浦和東は今春関東王者の浦和学院に5回コールドで敗退した。

エース大槻隼嗣投手(3年)と大熊憲祐投手(3年)の継投で臨んだが、11安打11失点と強力打線を止められなかった。

打線は6点を追う3回2死三塁、木村修大主将(3年)の中前適時打で一矢報いた。抽選会後、浦和学院戦を見据えて打撃マシンを140キロに設定したり、ノックで強い打球を体で止める練習をしてきた。

喜多大岳監督(28)は「厳しい戦いになることは分かっていて、速い球を打ったり速い球を捕らせたり、選手には酷なことをした。それが実って1点取れたのかな」。木村は「先生と保護者の方たちに、感謝の気持ちを込めた打席でした」と振り返った。