仙台育英(宮城)が17日、秋季東北大会準決勝で八戸学院光星(青森)にサヨナラ勝ち。2日連続で延長タイブレークを制し、センバツ切符当確の決勝進出を決めた。近畿大会では今春センバツ覇者の大阪桐蔭がエースの復活で平安(京都)に快勝。関東大会では慶応(神奈川)が佐野日大(栃木)との接戦を制し、初戦を突破した。
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慶応・渡辺英亜内野手(2年)が投打二刀流で22年以来の準々決勝進出に導いた。1点リードで迎えた4回2死二塁。「変化球が続いてる中でもう1回真っすぐが来ると思った」と、狙い通りの直球を捉え、中前適時打で貴重な2点目を挙げた。8回からは救援登板し、2回を1失点。粘る佐野日大を退けた。
1番起用がズバリとハマった。県大会では4試合中3試合に5番で出場。2本塁打を含む5割8分3厘の高打率をたたき出した。森林貴彦監督(53)は日本シリーズ出場を決めたソフトバンクの強打の1番打者で慶応の教え子、正木と重ね合わせた。「右の強打者で、チームに勢いをつけるという意味では似ている。“1番渡辺”はどこかでいきたいと思っていた」と明かした。同じ世田谷西シニア出身で、渡辺もCSを速報などでチェック。「後ろの(バットの)ヘッドの使い方がすごい上手。そこは参考にしたいと思っていました」。指揮官の期待に応える一打で勝利に導いた。
「もちろん1つ1つ勝つことも大事ですが、目標は関東制覇です」と力を込める。日本一へ挑む正木先輩に最高の報告をする。【保坂淑子】
◆渡辺英亜(わたなべ・えあ)2009年(平21)8月30日生まれ、東京都世田谷区出身。慶応幼稚舎2年時、二子玉川スポーツ少年団で野球を始める。慶応義塾普通部では世田谷西シニア。3年で日本選手権優勝、ジャイアンツカップ8強入り。慶応では1年秋からベンチ入り。投手と野手の二刀流で最速は148キロ。憧れの選手はソフトバンク正木智也、広瀨隆太。好きなチームは広島。185センチ、86キロ。右投げ右打ち。

