山梨 地区データ
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順位 | P | 学校名 | 過去5年 | 07秋 | 08春 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 31 | 甲府工 | 21勝4敗 | 4強 | 4強 |
2 | 30 | 東海大甲府 | 18勝3敗 | 8強 | 優勝 |
3 | 27 | 山梨学院大付 | 9勝5敗 | 優勝 | 準優勝 |
4 | 23 | 日本航空 | 13勝4敗 | 準優勝 | 8強 |
5 | 18 | 富士学苑 | 8勝5敗 | 4強 | 4強 |
6 | 14 | 甲府商 | 12勝4敗 | 16強 | 16強 |
7 | 12 | 市川 | 12勝5敗 | - | - |
8 | 11 | 塩山 | 10勝5敗 | 16強 | - |
9 | 9 | 日川 | 5勝5敗 | 8強 | 8強 |
9 | 9 | 帝京三 | 8勝5敗 | 16強 | - |
9 | 9 | 日大明誠 | 8勝5敗 | - | 16強 |
12 | 8 | 北杜 | 6勝5敗 | 16強 | 16強 |
13 | 7 | 甲府城西 | 3勝5敗 | 8強 | 8強 |
13 | 7 | 甲府一 | 6勝5敗 | - | 16強 |
13 | 7 | 吉田 | 5勝5敗 | 16強 | 16強 |
<山梨のランキング>
激しい1位争いを1ポイント差で甲府工が制した。過去5年でトップの21勝を挙げた実績がものをいった。2位の東海大甲府は過去5年間で2度優勝。春も優勝しており、今夏も優勝候補の筆頭だ。3位の山梨学院大付は近年不振が目立ったが、秋優勝、春準優勝で復活気配。4位は甲子園の常連となりつつある日本航空。さらに5位には秋春4強で甲子園初出場を目指す富士学苑が入った。6位に昨夏優勝の甲府商。昨年のエースが残っており、上位校には脅威の存在となる。
※ポイントの出し方=過去5年間の夏の地方大会勝利数に、昨秋、今春の県大会の成績をポイント化して加える。秋春ともに優勝(10)準優勝(8)4強(5)8強(2)16強(1)で換算。なおセンバツ出場校には春の成績に関わらず一律10ポイントを加えた。
<小関順二の注目選手>
昨年夏の甲子園1回戦で境を8回1失点に抑えて注目された甲府商の米田易弘が連覇に挑む。140キロ級のストレートに角度十分の縦割れカーブを交えた投球からは成熟した大人の匂いすら感じる。開かない左肩、ストレートと同じ腕の振りのカーブなど、正しいフォームがもたらす恩恵は数え挙げればきりがないほど。この米田が柔なら、剛の代表は日本航空の北野駿人だろう。自己最速は146キロというスピード投手。スリークォーターから左肩を早く開いて、という投げ方は決して誉められないが、バットを押し返すようなストレートのボリューム感は県内では並ぶものがない迫力。東海大甲府の2年生左腕、渡辺圭は春の山梨大会、関東大会でストレートがたびたび140キロを超えて注目された(最速は143キロ)。上背が171センチしかない小兵だが、しっかり腕を振って内・外にスライダー、シュートという逆方向の変化球を投げ分ける技術など、速さ以外にも長所をたくさん持つ好左腕である。(スポーツライター)
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