米大リーグで3日、史上初めて軍事施設内で公式戦が行われた。


 米陸軍特殊部隊司令部の置かれているノースカロライナ州フォートブラッグ陸軍基地で、ブレーブス-マーリンズ戦を開催。レクリエーション活動に使われる球場に仮設の観客席を設置して行われ、マーリンズ・イチロー外野手(42)は8回に代打で出場し、遊ゴロに倒れた。


 同基地は2011年にオバマ大統領がイラク戦争終結の演説をしたことで知られる。今回の試合は、大リーグ機構と選手会が軍への感謝を示すために企画された。弟が米海兵隊員というマーリンズのイエリチ外野手は「忘れられない試合になる」と思いを込めた。


 米軍提供資料によると、同基地内には鉄道が走り、8つの学校があるなど、家族ら関係者を含め約25万人が生活している。


※撮影は全て菅敏


基地とは離れた場所で軍人の視線を受けながらメディアのパスを受け取る報道陣
基地とは離れた場所で軍人の視線を受けながらメディアのパスを受け取る報道陣
基地と離れた場所で報道陣の受付をし、荷物を検査する軍事と警備犬
基地と離れた場所で報道陣の受付をし、荷物を検査する軍事と警備犬
バスで基地へ向かう報道陣
バスで基地へ向かう報道陣
基地まで報道陣を運ぶバスを先導するポリスカー
基地まで報道陣を運ぶバスを先導するポリスカー
報道陣を乗せたバスが基地のセキュリティーゲートを通過
報道陣を乗せたバスが基地のセキュリティーゲートを通過
バスで基地に到着し、会場に入る報道陣
バスで基地に到着し、会場に入る報道陣
試合前、軍人から握手を求められるイチロー
試合前、軍人から握手を求められるイチロー
試合前、軍人から握手を求められるイチロー。左はトーリ氏
試合前、軍人から握手を求められるイチロー。左はトーリ氏
試合前、トーリ氏(右)と談笑するイチロー
試合前、トーリ氏(右)と談笑するイチロー
セレモニーで両軍が整列したフィールドに星条旗が広げられ、上空にはヘリコプターが通過した
セレモニーで両軍が整列したフィールドに星条旗が広げられ、上空にはヘリコプターが通過した
8回、代打で出場し、スタンドのファンの声援を受けながら打席で構えるイチロー
8回、代打で出場し、スタンドのファンの声援を受けながら打席で構えるイチロー
8回、代打で出場したが遊ゴロに倒れるイチロー
8回、代打で出場したが遊ゴロに倒れるイチロー
8回、代打で出場も遊ゴロに倒れ、ベンチに戻るイチロー
8回、代打で出場も遊ゴロに倒れ、ベンチに戻るイチロー
ブレーブスに勝利し、マウンドに上がり笑顔を見せるイチロー
ブレーブスに勝利し、マウンドに上がり笑顔を見せるイチロー