ポスティングシステムの新協定が1日に発効したことを受け、米メディアは日本ハムから大リーグ移籍を目指す大谷翔平投手の獲得競争が本格的にスタートしたと伝えた。

 ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)は「日本のスター、大谷翔平の交渉が正式に解禁」との見出しで記事を掲載。11月30日にトレードで新たに121万ドル(約1億4000万円)の契約金枠を獲得したエンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャー(GM)の「彼を獲得することを見据えて資金を上積みした」との言葉を紹介した。

 メジャー公式サイトは「大谷を説得するには何が最も重要か」を紹介する。球団幹部への取材から、投打の「二刀流」の実現性、本拠地の環境、チームの雰囲気を挙げ、金銭面はさほど重要な要素ではないとした。