ブルージェイズ山口俊投手(34)が20日(日本時間21日)、今季7試合目となるフィリーズ戦(第2試合)に登板し、自己最長の2回2/3を無安打無失点2四球4奪三振と好投し、大逆転劇を呼び込んだ。

2-7と5点ビハインドの4回から救援し、今季最多の54球で8つのアウトを重ねた。試合は初回に7点を先行されたブ軍が、6回裏に7点を奪って逆転に成功。山口があと1アウトを取っていれば、メジャー初勝利が付くところだった。デビューから2試合は、延長タイブレークの登板で2敗を喫したものの、その後5試合は7回2/3を3安打1失点10奪三振と、本来の調子を取り戻してきた。

ブ軍はダブルヘッダーに連勝し、貯金1。モントヨ監督は「山口がすばらしい仕事をしてくれた。しっかりと2イニング以上を投げてくれた」と功労者の1人に挙げていた。