レンジャーズは8日、不振に陥っていた強打者クリス・デービス外野手(33)をメジャーの登録枠から外し、戦力外とした。若手を活用する方針で、傘下3Aからイーライ・ホワイト内野手兼外野手(26)を昇格させている。

デービスはアスレチックスに所属していた2018年にメジャートップの48本塁打を記録したものの、そこからの成績は下降をたどり、今季は左大腿四頭筋の張りで序盤34試合を欠場。復帰後22試合で打率1割5分7厘、2本塁打、5打点と苦戦していた。

クリス・ヤングGMは今回の決定について「デービスのパフォーマンスというより、球団全般の話。チーム状況や現在の順位を考慮し、今季の目標を達成するのに何がふさわしいかを考えてのことだ」とコメント。非常につらい決断だったとしつつ「デービスのパフォーマンスは期待を少々下回っていた。われわれは若手に目を向ける必要がある」と語った。

レンジャーズは現在、ア・リーグ西地区最下位。8日の試合前時点で、直近12試合中11試合を落としていた。(AP)