通算213勝154セーブを挙げ野球殿堂入りしたジョン・スモルツ氏(54)が、エンゼルス大谷翔平投手(26)の投手としての才能を大絶賛した。

23日にMLBネットワークの番組に出演し「10年以上解説者をやってきて、過激な発言はあまりしなかったが、今日は過激に言う」と前置きし「もしオオタニが投手に専念したら、デグロムと同等になれる」と断言。メッツの先発右腕ジェイコブ・デグロム(33)は驚異の防御率0・50をマークし現在のメジャー最高投手と呼ばれる存在。同氏はそのデグロムを引き合いに出し「彼はデグロム級の球を持っている。もしもう1球種覚えたら、デグロムとまったく互角だ」と力説した。

番組内ではこの日のジャイアンツ戦での大谷の投球を振り返り「彼にとってグレートゲームだった」と解説。「投手としての能力は本当に素晴らしい。でも打撃も走塁の才能も素晴らしいので、可能な限り二刀流をやっていくだろうと思う」とし「でも投手に専念すれば、本当にデグロムになれる」と繰り返した。