フィリーズの右腕アーロン・ノラ投手が、殿堂入り投手のトム・シーバーが持つ10連続奪三振のメジャー記録に51年ぶりに肩を並べた。

ノラは「カーブが素晴らしかった。すっぽ抜けることがなかったし、あれで空振りが取れていた。チェンジアップも同様だ。今日はそのふたつがほとんど低めに行っていたのが(好投の)カギだったと思う」とコメントした。

10連続奪三振は1970年のシーバー以来となるメジャー史上2人目の快挙。しかしチームがサヨナラ負けを喫したため、ノラは「記録達成はクールなことだが、自分に言わせれば勝利の方がよりクールだ」と、偉業達成を喜ぶよりもチームの敗戦を悔しがっていた。