パドレスが6日、ジョイス・ティングラー監督(40)を解任したと発表した。昨オフにダルビッシュ有投手(35)や左腕ブレーク・スネル(28)らエース級の先発投手をトレードで次々と獲得し、打線にはフェルナンド・タティス内野手(22)やマニー・マチャド内野手(28)ら実力のあるスター選手がそろっているため、今季はポストシーズン進出が確実視されていた。だが後半戦で失速し、79勝83敗の借金4で地区3位と低迷し、ポストシーズン進出には遠く及ばなかった。シーズン終盤にはタティスとマチャドが試合中のベンチで言い争う騒動もあり、監督のリーダーシップ不足を指摘する米メディアのあった。

同監督は2019年10月に就任し、2年間で116勝106敗。球団を通じ「パドレスのこの選手たちを指揮することができたことは人生の中でも光栄であり、幸運だった」とコメントを発表。解任後、球団内の別の職をオファーされているという。