マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(21)とガーディアンズのホセ・ラミレス内野手(29)が、オールスター戦(19日・ロサンゼルス)前日に開催されるホームランダービーに出場すると13日(日本時間14日)、複数の米メディアが報じた。これでアロンソ(メッツ)、アクーニャ(ブレーブス)、プホルス(カージナルス)、ソト(ナショナルズ)、シュワバー(フィリーズ)と合わせて7人の出場選手が判明。残すは1枠となった。

ドミニカ共和国出身のロドリゲスは今年の開幕戦でデビューし、正中堅手としてプレー。今季86試合で打率2割7分4厘、15本塁打、44打点、21盗塁、OPS.811を記録している。“Jロッド”の愛称で親しまれ、球団の会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)との師弟関係もたびたび米メディアで報じられている。

MLB公式サイトによると、新人がホームランダービーに参加するのは19年のアロンソとゲレロ(ブルージェイズ)以来、史上14人目。新人の単独優勝となれば17年ジャッジ(ヤンキース)と19年アロンソに続き3人目で、史上最年少となる。マリナーズの選手で過去に優勝したのはケン・グリフィーのみ。マリナーズの選手の参加は16年ロビンソン・カノ以来となった。

同じくドミニカ共和国出身のラミレスは今季打率2割8分9厘、17本塁打、リーグトップの68打点、OPS.942をマーク。オールスターの常連だが、ホームランダービーは初出場となる。ガーディアンズの選手では、クリーブランドでオールスターが開催された19年のサンタナ(当時インディアンス)以来の出場となる。